先日、『報道スクープSP 激動!世紀の大事件Ⅴ』というテレビ番組を見ました。
昭和天皇のエピソードが見たかったから視聴していたのですが、なかなか出てこなくて、結局出てきたのは、最後の最後でした。
で、『和歌山カレー事件』について取り上げられていて、久々に事件を思い出したのですが、とってもショックだったのは
事件当時、オバちゃんだと思っていた林真須美死刑囚の映像を、今改めて見ると、今の私より若いお姉さんに見えたこと(爆笑★)
あの事件から、約20年近く経つので、当時若かった私も、当時の林真須美死刑囚みたいなオバちゃんになってしまっていたということを、改めて実感して、すごくショックだったんです。
あれから20年もたったのかぁ~と、時の流れを感じて、遠い目になってしまいましたwww
和歌山毒物カレー事件が起こった日の自分を思い出してみると・・・
『和歌山毒物カレー事件』が起こったのは、1998年7月25日。
大阪に住んでいた私は、その日のことはとてもよく覚えています。
7月25日は、大阪の天神祭の花火の日で、その日は、当時の彼氏(のちに夫になる人)と、デートの日だったからですwww
デートの帰りに、駅構内の電光板で、カレーを食べて沢山の人が病院に運ばれている、というニュースを知りました。
その日は、自分たちもお祭の屋台で、食べ物を買って食べたりしていたのですが、まさかお祭りで食べるものに自分の命を奪われる可能性があるとは思いもしない事なので、特に印象に残っています。
余談ですが、私の記憶では、その年は、花火会場で場所取りをして、30分以上待っていたんですが、確か雨や風が原因で、花火大会が中止になってしまった年だと思っていたんです。
天神祭の花火大会が中止になるなんて、後にも先にも記憶にないので、私的にはこれが正確な記憶のつもりでいたんですが、ウィキペディアによると、天候の影響で天神祭の行事に影響が出たのは、1997年だと記載されているんです。
なので、もしかしたら記憶違いかもしれないのですが、20年も経ったら、記憶違いが起こったりするもんなんですかね~。怖いわ・・・
(過去の天気を、ヤフーで検索できることを知りました。自分の生まれた日の天気とかも検索できますよ♪ ⇒ Yahoo!天気・災害 過去の天気)
で、番組の話に戻るんですが、林死刑囚の息子さんが激白!というので、何を激白するのか楽しみにしていたのですが、事件当日のお母さん(林死刑囚)の様子と、ご自分の苦労話だけで、事件の真相に迫る話は一つもなく、正直ガッカリでした。
もちろん、林死刑囚のお子さん達が、大変な目にあいながら育ってこられたことには、ご同情申し上げます。(特に小学5年の運動会にお母さんが逮捕され、自分も運動会に行けなかった話は、胸が痛みました。)
でも、同情論は脇へおいておいて、お母さんがいつもと変わらない様子だった、あんなにいつもと変わらない様子のお母さんが事件起こすかな?みたいな結論で終わられると、余計モヤモヤしちゃうんですよね(苦笑)
いや、もしかして世間を余計モヤモヤさせて、再審につなげるのが狙いなのか・・・、それは分からないけど、林死刑囚のご主人もチラッと出てきたのに、大した情報もしゃべらないし、息子さんも奥歯にものが挟まったみたいな話し方だし、あの情報だけでは、今までと何も変わらないと思いました。
真犯人がいるなら、今も何食わぬ顔をして暮らしているのだろうか・・・
この『事件』は、状況証拠のみで確たる証拠のない裁判だったので、本当に林真須美死刑囚が犯人だったのか、と疑う声が絶えません。
林真須美死刑囚ではなく、実は、ほかに真犯人がいると、まことしやかにネット上でささやかれているのを見たことがある人も多いと思います。
(誰が真犯人と疑われているかは、噂の域を出ない話なので、ここでは割愛させていただきます。)
実は私も、「ほんとにこの人(林死刑囚)が犯人なのかな~」と、モヤモヤしているクチです。
司法が有罪と判決を下したのに、あーだこーだ言うのもおかしい話なので、BBAがまた何か言っとるわ!、とサラッとスルーしていただけると助かるんですが
いくら近所の人ともめて、腹を立てていたからといって、こんな大事件を起こしてつかまってしまっては、林死刑囚には、何のメリットもないと思うんです。
あの地元に大きな家を建てて、根を下ろして定住しているのに、地元に住めなくなるような大事件を起こすとは考えにくい。
それに、お子さんが4人もいるのに、つかまってしまって、子供に会えなくなるようなことをするかな~と思うんです。
細々とコッソリ、家族・知人間で順番にヒ素を飲んで、保険金をもらいながら生活していた方が、一生暮らせていけたかもしれないのに、なんでわざわざ・・・と思ってしまうんです。
まぁ、何の根拠もない私的な感情論なので、苦労して捜査した警察が集めた状況証拠を疑うのも申し訳ないんですが・・・
あともう一つ疑問があって、万が一、腹いせに食べ物に異物を入れるにしても、いつも使い慣れてて加減を知っているヒ素を、致死量の1000倍も入れるかな、と。
量にして135グラムの亜ヒ酸らしいのですが、劇物と知って入れるには、かなりの量で、(普通の神経の持ち主なら)毒を入れる側の心理的負担も、かなりのものなのではと推察されます。
うちでいつも飲んでる乳酸菌飲料のジョアが120グラムらしいのですが、ジョアの容器に山盛り満タンにヒ素を入れて、お鍋にドカッと入れるようなもんですよね。(ヤクルトさん、おかしな例にジョアを使ってごめんなさい。)
しかも、お祭りのカレーなんて、子供たちが楽しみにしていると分かり切っているものに、我が子と同じ年頃のお子さん達の口に入るものに、大の大人が毒なんか入れるかな~と。
数々の疑問が、私の頭の中にあるんです。
これら個人的な疑問をまるっとまとめて考えると、致死量の1000倍もある量のヒ素をカレーに入れることで起こる、事の重大さを全く分かっていない人間の仕業、もっと言ってしまうと未成年の仕業じゃないか、と。
もしくは、林一家がヒ素で稼いでいる悪事を世に知らしめるため、あるいは、不思議な一家が仕事もせずにぬくぬく暮らしている状態を白日の下にさらすため、誰かがあえて強調の意味も込めて大量のヒ素を入れたか・・・・。
あるいは、やはり警察の捜査で出た結果の通り、林死刑囚が近所の人との言い争いでカッとなって、発作的にキレて、一時の激情のままに、ヒ素を鍋にぶち込んだのか・・・(でも今入力して改めて思ったけど、やっぱりこの線はオカシイ気がします)
これ以上憶測をあれこれ言うのは控えますが、かなりモヤモヤが残る事件です。
念のため言っておくと、私は、林死刑囚の支援者でもなんでもなくて、一連の報道を見ていても、彼女はすごく自分勝手な人だと思っています。
裁判でも、かなり長い間黙秘を貫いていて、心臓に毛の生えた、かなり図太い性格だと感じます。
しかも、自宅の裏の運河に、ゴミの袋を投げ捨てていて、ご近所とトラブルになっていたらしいので、それだけでもう、ご近所とどんな関係だったか想像がつきます。
実は、私の家の近所にも、ゴミ捨て場の掃除に全く参加してくれないのに、あらゆるゴミを、収集日関係なく、町内会の置き場に「堂々と」捨てに来る人がいるんです。
日曜に自宅前でバーベキュー大会をしたら(そのバーベキュー大会自体もすごく迷惑なのですが(汗))、その日の夜の内に、生ごみと一緒に、コンロの網や、燃え残った炭、飲みの物アルミ缶や、着火や調理に使ったであろうガスの缶などを全部ビニールに入れて、ドカッとゴミ置き場に捨てたりします(汗)
月曜は資源ごみの日ではありませんし、そもそもゴミの日でもないんです(爆★)
すごい神経してるよな~と思うんですが、やっぱり近所からはよく思われてないです。
話が、自分の町内トラブルに飛んでしまいましたが・・・(汗)スミマセン
私は、林死刑囚の肩を持つわけではなくて、むしろ、真っ先に疑われてしまった日ごろの生き方は、自業自得だったな、とすら思っているのですが
自業自得的なところが多々あるとはいえ、でもやっぱり、もしこのまま死刑が執行されたら、永遠にモヤモヤするなぁ~と思います。
もし林死刑囚が犯人なら、それで解決なのですが、もしそうでなかったら、真犯人は今もどこかで、何食わぬ顔で普通の生活をしていることになります。
とにかく、真犯人がいたとして、自分から名乗り出るとは思えないので、林死刑囚と家族に、ハッキリ正直に自分の口で、当時のことを語ってもらうしかないですよね。
刑が執行される前に、知っていることを全部話すべきだと思う
事件当時は、私も家庭や子供を持つ歳ではなかったのですが、林死刑囚と同じ年頃の子供を持つ身となった今、もし本当に自分(林死刑囚)が犯人なら、なぜ我が子と会えなくなってしまうようなことをしたのか、なぜ我が子と同じ年頃のお子さんまで巻き込んでしまったのか、ハッキリさせてほしいです。
本人さんは「自分は犯人じゃない。真犯人を知っている。」みたいなことを言っているらしいのですが、再審などして、国のお金や時間をかけるのももったいないので(笑)、自分で正直な自白というか、手記でも残してほしいです。
(2017/12/30追記:朝日新聞デジタルの記事によると、「2017年12月27日時点で収容中の未執行の確定死刑囚は122人。このうち95人は再審請求中」だそうです。再審請求してる人が、半分以上じゃね~か!と突っ込んでしまいました。)
彼女が今いるのが、都島の大阪拘置所なので、大阪人としては余計に気になってるんですが、死刑を執行するにせよ、再審するにせよ、とにもかくにも、まずは林死刑囚が「自分で」知っていることを全部明らかにしてほしいです。
人に注目されることが大好きな人だから、疑惑を残すことで、死んでもなお、人の心に残りつづけられたら、それはそれで本望なのかもしれないけど、今の現状は、世間からしたら、とても迷惑なハナシだよな~と思いました。
コメント
この記事へのコメントはありません。