ミドリガメは、ブラック・バスと同じ運命をたどってしまうのかもしれない・・・

お祭りでよく見かける、かわいい『ミドリガメ』の赤ちゃんが、もう見られなくなるかもしれない、というニュースを見ました。

「亀すくい」でもらってきたり、ホームセンターで買ってきた、500円玉サイズのミドリガメが、どんどん大きくなって、捨ててしまう事例が多いんだそうです。

結果、自然界で爆発的に繁殖して、日本の生態系を荒らしているんだとか。

これでは、規制の対象になっても致し方ないですね。

実は我が家も、子供が『ミドリガメ』をお祭りでもらってきたクチで、7年たった今、体調20センチにまで成長しています(汗)

最初は鮮やかな緑色で小さくて可愛かった子が、今では、黒っぽくて人相(亀相?)が悪く、見た目は全然可愛くないんですが、長年一緒にいた「情」というんでしょうか。

家族みたいな関係になってしまって、今も、我が家の家族の一員として、一緒に住んでいます。

大きいだけに、たくさん食べるし、排泄物で水は汚れるし、お世話が大変なのですが、もらってきた子供は、もはや亀のお世話には全く関与せず、もっぱら私がお世話係になっています。

おそらく、ほかのおうちも似たようなものなんでしょうね。

子供が、ミドリガメをもらってくる(もしくは買ってくる)。

最初はかわいくて育てるものの、大きくなるにつれ可愛くなくなり
子供が、お世話をしなくなる。

親も、カメが嫌いなのでお世話しない。

こっそり、近所の川や池に捨てる。

上記のパターンなのではと、推察します。

我が家は、私がたまたま、お魚とか爬虫類が好きなので、結果的に私が飼うことで捨てずに済んでいますが、カメが嫌いだと、あのビジュアルはキツいでしょうね~。

私は、昆虫が苦手なので、カブトムシの世話をしないといけなくなったら、絶対無理なので、爬虫類が苦手な人にカメはNGな気持ちは分からなくもないです。

飼っていて思うんですが、確かに気性は荒いし、食い意地は張ってるし、『ミドリガメ』は、あらゆる面で図々しいです(笑)。

でもね、すごく癒されるんですよ、その自由さに。

自由奔放に生きることがなかなか許されない、典型的な昭和の日本人の私としては、彼らの自由奔放さは羨ましくもあり、図々しさはユーモラスでもあります。

ただし、それは水槽内での環境でのこと。

ここまで図々しくて食い意地が張っていると、『ニホンイシガメ』などの奥ゆかしい日本の固有種が、外来の亀に駆逐されるのは、当然だと思いますので、規制も致し方なしかと思います。

『ミシシッピ・アカミミガメ(ミドリガメ)』は、今後、『ブラック・バス』と同じ運命をたどるんでしょうね。

『ミドリガメ』の責任ではなく、人間の責任なのに、動物がかわいそうですね。

もうすぐお祭りシーズンだと思うので、カメを自宅に迎え入れるおうちは多いと思いますが、パパさん、ママさんは、末永く飼えるかどうか、子供さんとよく相談してくださいね♪

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