『 24 -TWENTY FOUR- シーズン7』見始めました&女性大統領の敬称について

今、24のシーズン7を視聴していますが、このシーズンから、合衆国大統領が、アリソン・テイラーという女性になりました。

これまでのシーズン中、大統領は全員男性だったので「ミスター・プレジデント」と呼ばれていましたが、シーズン7から、女性の大統領に対する呼びかけとして、「マダム・プレジデント」というセリフが、よく出てくるようになりました。

「マダム」って、上品で素敵な響きに聞こえるので、私は大好きなのですが、どうして「マダム」なんだろうって思いました。

ミスター・プレジデントの女性形だと、ミズ・プレジデントになりそうな気がするのに不思議だなと思って調べてみたので、豆知識として書き留めておきたいと思います。

マダムとは?

どうしてマダムなんだろうと思ったきっかけは、私が「マダム」という言葉はフランス語だと、なんとなく思っていたことでした。

で、調べてみたら「マダム」という単語は、フランス語でもありますが、英語でもありました。

ちなみに、綴りはフランス語では「madame」、英語では「madam」になります。

ちなみに使い方は、姓に付けたり、地位や役職につけたり、単独で呼びかけに使ったりします。

確かに、ドラマの中でも、「マダム・プレジデント」と呼び掛けたり、「イエス、マダム」と返事をしたりしていますね。

ニュアンス的には、一般女性に対する「奥様」「お嬢様」や、官職につけて「殿」「閣下」など、女性に対する丁重さを表しているようです。

おフランスっぽく上品に言いたい時に、フランス風に呼ぶのだと、何の根拠もなく勝手に思ったのですが、「マダム」って、れっきとした英語なんですね~。

この年になって、初めて知りました。

参考:Weblio『madamの意味・解説』

ミス、ミズ、マダムの違い

今回参考にさせていただいたWebloioには、丁度、英語での女性の敬称の使い分けについて説明してくれている記事がありましたので、こちらも参考にさせていただきました。

例えば、「Miss(ミス)」は、未婚女性に対して、「Mrs.(ミセス)」は、既婚女性に対して、「Ms.(ミズ)」は、未婚か既婚か分からない場合に使われる、というのは学校で習いましたね。

ただ、「ミセス」という単語は、私が学生の時英語を学んでいた時に既に、あまり使われなくなってきていた言葉で、できれば「ミズ」を使うようにと学んだ記憶があります。

そして最近は「ミス」もあまり使われなくなってきているんだそうで、未婚・既婚は勿論、さらには、男女の区別も敢えて付けないようになっているようで、時代の流れを感じますね~。

(ついでに言うと、フランスでは「マドモアゼル」も使われなくなっているんだとか・・・)

話が少しそれましたが、「Madam」は

「Madam(mˈædəm)」の意味は「奥様」「お嬢様」「マダム」があります。一般的に未婚と既婚の区別なく成人に達した年齢の女性に対して使われる丁寧な敬称です。成人の女性、婦人への手紙の書き出しとして「Dear Madam~」と使用すると「拝啓~様」のような丁寧な書き方となります。

という風に、成人女性に対して使われる、かな~り丁寧な敬称なんですね。

参考:weblio『英語の女性の敬称、ミス・ミセス・ミズ・マダム、の使い分け方』

なので、役職に尊敬の意を込めて、「Madam President(大統領閣下)」や 「Madam Chairman(議長閣下)」「Madam Secretary(国務長官殿)」と呼ぶんですね。

これでスッキリ納得しました♪

そういえば、『マダム・プレジデント』や『マダム・セクレタリー』というドラマも何年か前にありましたので、アメリカでは、かなり以前から女性が重要な官職につくのは、そんなに珍しいことではないのかもしれません。

現実でも、もしトランプさんじゃなくて、ヒラリーさんが大統領になっていたら、「マダム・プレジデント」って呼ばれていたんでしょうね。

日本では、女性が首相になるのは、まだまだ難しいかもしれませんが、自分が生きている間に、アメリカ大統領や日本の首相に、女性が選出されるのを見てみたいものです♪

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