『 24 -TWENTY FOUR- シーズン6』第一話・初見感想

24を一気見しておりますが、早くもシーズン6へ

前回、シーズン5の最終話では、中国側に拉致されたジャックが、貨物船に乗せられ、中国に連れていかれてしまうところで終了していました。

第一話は、それから2年たったところからのスタート。

合衆国大統領と中国政府の交渉により、ジャックがアメリカに帰ってくるのが、シーズン6でのジャックの初登場シーンでした。

ジャックは、テロリストから情報をもらうために差し出される犠牲として、中国から帰ってきたという、いきなりの大ピンチ!

あぁ、なんたる皮肉。ライアン・シャペルと全く同じ立場になってしまった・・・

とかなんとか思いながら見てたら、ジャック、来た~~!!ドキドキ

(画像引用:U-NEXT)

・・・。

マジか~!!

憔悴しきっていて、とてもこの先、24時間戦えるとは思えないけど(笑)、大丈夫か、ジャック!

 

しかし、さすがは心肺停止になっても、飛行機が落ちても、決して死ななかったジャック。

テロリストに引き渡された後、アジトで見張りの首に噛みつき、動脈をかみ切って殺害の後、逃走。

シャペルが逃げようとした時に全力で阻止したジャック、逆の立場になったら、今度は全力で逃げにかかりました(笑)

というか、さっきまでヨレヨレだった人とは思えない活躍ぶりです。

 

それにしても、こういう、国を助けるために、人知れず誰かが差し出されることって、現実にあるんでしょうか。

本当にあったら怖いですよね。ぜひ、ドラマだけの話にしておいてほしいです。

 

もう一つ怖いな~と思ったのが、テロを防ぐため、強制収容所を容認するかどうか、ホワイトハウスで議論があったお話。

「強制収容のお陰で、多くの日系人が国内の治安かく乱に参加せずに済んだのです」と、主席補佐官のトムがサラッと、しかも堂々と言っていたシーン。

非常時に、危険行為に走る可能性のある民族ごと隔離してしまうことは、国民を守るための正しい手段だと思っている人もいるわけです。

これも、怖かったな~

 

第二次大戦下での、日系人強制収容について、アメリカ国内で容認する声があるのは承知していたつもりですが、そういうことをサラッと言う姿をビジュアルで見るのは、かなり強烈でした。

8月の終戦記念日あたりになると、原爆の特集がテレビで放映されることがありますが、「原爆を使ったからこそ、たくさんの命が救われたんだ」という信念を持っている米軍の元兵隊さんのインタビューを見て、ショックを受けるのと、なんとなく同じ感覚です。

一方で、ウェイン・パーマー大統領のように、「強制収容所は恥ずべき過ちと呼ぶ歴史家が多い」という解釈の人もいるようで、アメリカ国内でも色々と見解が分かれているんですね。

(つーか、お兄さんの政権を危機に追いやったウェイン・パーマーが大統領、っつーのも何だかな・・・(汗)。月日が経って人間的に成長していることを祈りつつ、これから先のストーリーを視聴していきたいと思います。)

 

世の中、何が正しいのか、一面からの視点では語れない事が多すぎて、本当に複雑ですね。

いろいろと怖くて、考えさせられることの多かった、シーズン6・第一話なのでした。

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