『 24 -TWENTY FOUR- シーズン6』見終わっての感想

『 24 -TWENTY FOUR- シーズン6』、やっとこさ見終わりました。

で、最初に取り上げたい話題は、ノア・ダニエルズ副大統領を演じていたパワーズ・ブース。

(動画では、1分32秒あたりからパワーズ・ブースが登場します)

貫禄あり過ぎて、人相悪すぎて、声もカッコよすぎて、とても政府側の人、そして副大統領には見えませんでしたねw

最近どんな出演作品があるのかな~、と検索してみたら、な・な・なんと、今年2017年の5月にお亡くなりになっていました(驚)

朝ベッドで自然死していたというのが、公式発表ですが、68歳だったとのことで、お若いのに残念です。

以下、24・シーズン6通しでの感想です。視聴したこと前提で話が進むので、見てない方はネタバレにご注意くださいませ。

『 24 -TWENTY FOUR- シーズン6』の感想

さてさて、通しで視聴が終わっての総合的な感想ですが、歴代シリーズの中で、視聴率も評判も芳しくなかったと聞いていたわりに、「後半は」おもしろく感じました。

ただ、シーズン5が良かったので、その余韻のある勢いで、シーズン6を見始めると、前半が冗長かつ、盛り上がりに欠けた感じがして、その点、やはり見劣りするかな~と感じました。

あと、前半出てくる脅威が核爆弾だったのですが、核爆弾は一度出てきてるので、目新しさがなく、話題性に乏しかったのもあるかもしれません。

(核爆弾に目新しさを感じなくなるのは、日常生活ではだいぶヤバイですが、24の視聴中ならではというか、「24ファンあるある」かも(笑))

テロや、核や原発の脅威、要人誘拐、エアフォース・ワンの撃墜、生物兵器テロ、神経ガスなど、だいたい一通り危機が出そろったので、さすがにネタ切れ感があります。

ただ、個人的には、ジャックの弱さや、ジャックの家族のつながりなど、今まで見ることのできなかった側面を見ることができ、そういう点はとても面白かったです。

でも、せっかくなら、ジャックのお父さん役は、ドナルド・サザーランドにやってほしかったかな(笑)

ジェームズ・クロムウェルじゃ、ちょっと背が高すぎて(身長201cm!)、お父さん、って感じしないんですよね~。

って、実はドナルド・サザーランドも身長高くて、193cmもあるんですが、顔が親子で似てるだけに、違和感は少なそうな感じがするんです。

…と思ったら、実際にオファーがあったみたいで(しかも息子のキーファーから、お父さんのドナルドに直接)、断ったため実現しなかったんだそうです。

まぁでも、ジャックのお父さん役が誰だったにせよ、前半からの後半、バウアー家へのつながりは、ちょっと不自然かな~って気もしないでもなかったです。

でも、個人的に、シーズン6の最大の見せ場は、エピソード13の・・・

マーサがアーロンに、ベリーを食べさせてあげるところ♪(爆★)

アーロンのこんなお茶目な笑顔、シーズン6まで通しで、初めての貴重なシーン(笑)

多分、24全体通しても、一番大好きなシーンだと思います。

この後、チャールズ・ローガンが訪ねてこなければ、2人だけの静かで平和な毎日を過ごせたかもしれないのに・・・

ほんと、チャールズ・ローガンって、出てくるたびに、毎度毎度腹が立ちます(汗)

ムカつくけど、彼が居ないと正義の味方が引き立たないという・・・

でも、彼はムカつくオッサンだったけど、あれは、役者さんの演技の賜物ですよね。

エアフォース・ワンが撃墜され、大統領が重体になったことで、あれよあれよと言う間に副大統領から大統領になっちゃうのですが

感情を、顔や態度など表に露骨に出したり、あちこち歩きまわったり体を揺らしたり、

初登場の瞬間から、「この人が大統領で、大丈夫かな?」と、誰もが一抹の不安を覚える、見事な小物ぶりを表現していて、すごく巧かった。

一つ一つのリアクションが、「あ~、こんなアカン人、うちの会社にもいたわ~」と多くの人に思わせてしまうんですよね。

「自分の代に、こんな不祥事を起こすとは許さん!」みたいな、小さなこと言ったりしてるローガンを見てると、「お前らの成績が悪かったら、俺が恥かくんじゃ!」と怒ってる、前の職場の営業部の課長を思い出しちゃうwww

デイビッド・パーマーは、人格的にも一国のリーダーとしても、申し分のない人だとは分かっていたけど

チャールズ・ローガンが出てきたことで、いかに、デイビッド・パーマーが偉大な大統領だったか、我々視聴者は、改めて思い知らされるんですよね。

光は、影がないと引き立たないし、影は、光がないと存在できない。

チャールズ・ローガンは、個人的に大嫌いな登場人物だけど、24シリーズの中では、個々のメンバーを引き立たせるために、欠くことのできない大切なキャラクターのような気がします。

この先、また出てくるらしいので、何をやらかしてくれるか、楽しみにしておきたいと思います♪

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