9月のある日、我が家の寝室の白い壁に、10センチ以上はあろうかという、超巨大グモが現れました。
その時不覚にも、自分でまいた殺虫剤に、自分がやられるという、大失態をやらかしてしまいましたので、今後の為にも、備忘録として記録しておきたいと思います。
クモには、ゴキジェット・プロは即効性がない事実が発覚
私は、クモを含めて虫が全般的にダメなのですが、子供の時、たま~にクモを実家で見かけた記憶があり、その時は大人たちが退治してくれました。
大人になってマンション暮らしをするようになってからは、こんなに大きなクモを見たのは、片手で数えるほどです。
年月で言うと、おそらく10年以上ぶりの、遭遇です。
あまりの大きさと存在感に、見つけた時は、大げさでなく、マジで1メートル位は飛びのきました。
じわっ!と一瞬で体が汗ばみ、「クモの時は、何をかければいいんだっけ~!」と、テンパってしまいました。
自宅には、ゴキジェット・プロという、黒い缶の殺虫剤しかなく、クモにも効くのかなぁ~と思いつつも、待ったなしなので、プシューと吹きかけてやりました。
すると、走る、走る。ギャー、気持ち悪い~!ブルブル
思い出すのも怖いので、詳しい描写は省きますが、「殺虫剤をかける → クモが壁を走る」を10回以上は繰り返しました。
でも、全然死なないし、弱りもしないんです。これには困りました~。
狭い6畳の寝室なので、殺虫剤噴射3回目位で、殺虫剤を子供が吸い込むのが心配になり、子供を起こして、隣室まで連れて行くのに、子供がグズグズ言い出して、時間をロスする事10分近く。
誰もいなくなった寝室で、誰憚ることなく、「殺虫剤をかける → クモが壁を走る」を延々繰り返しました。
そして、やっと、ポトッと落ちて動かなくなったところを、掃除機で吸いこむまで、全部含めて小一時間かかりました(激汗)
ゴキジェット・プロは、黒いアイツ・G(名前を入力するのも嫌なので、このブログでは仮名「G」ということでお願いします)の動きが瞬間的に止まり、ほぼ5秒以内に100%死に至るという、とても優秀な殺虫剤です。
この殺虫剤は、私の中では、21世紀最大の発明品のうちの一つとなっているのですが、クモには、致死性はあっても、即効性はないみたいで、非常に残念です。
クモ騒ぎの余韻も冷めやらぬ中、自分自身が毒気にやられてしまった事に気づく
その後、換気しながら、クモが隠れたので動かした家具を元通りにしたり、部屋が散らかったので片付けたり、リビングで寝る子供をもう一度起こして、寝室に誘導したり・・・
眠気冷めたので、お茶でも飲んで一服するかと、座ってのんびりし始めた時、なんだか舌が痺れていることに気づきました。
舌全体が痺れているのではなく、下の丁度中心あたりがピリピリと痺れるんです。
かなり長い時間、しかもかなり強く痺れていて、3~40分はずっと痺れていたと思います。
ネット検索してみると、知恵袋に同じような質問があり、参考にさせてもらいましたが、しびれが完全に収まるまで1時間以上、心配で眠れませんでした。
以下、参考にした知恵袋の内容です。
Q:ゴキジェットプロなどの殺虫剤でゴキブリを駆除していると舌の真ん中がヒリヒリしてくることがあるんですが、何故でしょうか。
A:エアゾール剤に含まれるケロシンなどの石油系溶剤や有効成分の皮膚刺激性もしくは粘膜刺激による暴露症状だと思われます。
有効成分を完全に吸い込んで軽度の中毒を発症した場合は、頭痛や吐き気などを伴うため、これらの症状が特に無ければ、うがいなどを充分に行って空気のきれいな場所でしばらく安静にすれば、おおむね大丈夫です。
殺虫剤は用法容量を守ってはじめて安全性が確保されますので、くれぐれも噴射のし過ぎにはご注意ください。
クスリはリスクと表裏一体です。
以上簡単ですが、ご参考になれば幸いです。
日本のファーブルをめざして…奥村防蟲科学株式会社
引用:Yahoo知恵袋
本来、スプレー殺虫剤に含まれる薬剤(ピレスロイド系など)は、虫には有害ですが、人間は体内で分解し排泄できる薬剤なんだそうです。
ただ、無害とはいえ、体内で分解されるまでは、若干の影響を受けるんだなぁ~と、勉強になりました。
思えば、田舎に行った時に部屋にあるアース・ノーマットごときで、喉を傷めてしまうような、ひ弱なBBAなので、殺虫剤への耐性が低い体質なのかもしれません。
私のようなことが、誰にでも起こる訳でもないと思うので、もし不安にさせてしまったら、ごめんなさい。
でも、殺虫剤を使う時は、もし時間と心に余裕があれば(笑)、換気はした方がいいですね。
・・・けど、換気してる間に、違う虫が入ってきても、それはそれで困るのよね~と、思ったり。
夏の夜は(って、もう秋ですが)、毎日が緊張の連続で、夏は大嫌いです。トホホ
早く虫のいない季節になってほしいものです。
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