今日の『真田丸』、よかったぁ~。
何がよかったって、平岳大さん演じる『武田勝頼』。
これから始まる物語のつかみとしては、これ以上ない位強いインパクトを残してくれました。
『真田丸』に出るのは最初で最後(?)の武田勝頼の悲劇
織田の大軍に押されていた武田勝頼に、真田昌幸(真田幸村のお父さん)は、自分の城である岩櫃城に行くことを勧めたんですが、結局、小山田信茂の勧める岩殿城に行くことを決めるんです。
その後、武田勝頼が家臣たちと共に新府城を出て、岩殿城に向かう道すがら、どんどん兵隊さんが隊列から逃げて、人数が減って寂しい雰囲気になっていくんです。
で、最後に、小山田 信茂に裏切られて、山深い場所で門(関?)から中に入れてもらえず、トボトボと引き返すんですが、このプロセスが、なんとも悲しくて、胸が締め付けられました。
大河とか時代劇が好きなので、武田勝頼の話は何度も見てるんですが、今までで一番悲しかったと思います。
「裏切るんだったら、殿様連れずに自分だけ逃げろよぉ~。置いてけぼりにするなよぉ~!」と、うちの子供もテレビの前でつぶやくほど、ショッキングな展開(笑)
あと、意外でビックリしたのは、声優の高木渉さんが、小山田 茂誠役で出ていたこと。
うちの子供に「ナルトの、オビトとトビやってた人だよ」と、教えてあげると、「そういえば、なんか声がトビっぽいwww」と笑っていました。
このブログでは、高木渉さんの声優さんとしての守備範囲の広さに感動した話を、何度か取り上げてるんですが、思えばこの人、舞台俳優さんでもあるので、顔出しの俳優さんも全然できるんですよね。
アニメも、吹き替えも、歌も、ドラマも、舞台も、何でもできるなんて、本当にマルチな才能の人ですよね(驚)
ここから数行、ちょっと真田丸のネタバレにつながるので、ネタバレが嫌な方は読み飛ばしていただきたいのですが(って歴史的には有名な話ですが)
高木さん演じる小山田 茂誠は、この先も生き残るはずなので、これからも出てきますよね。
すごく楽しみです♪
(一方、温水さん演じてた小山田 信茂は、武田を裏切った功績で雇ってもらえると信じて訪ねた先の織田方に、「主君を裏切るとはけしからん」と、家族全員皆殺しにされるんですが(汗))
余談ですが、武田家関係のお話しって「小山田」って苗字がよく出てきますよね。
信玄公の時代から、「小山田」って苗字はよく出てくるので、それだけ、武田家と関係が深く信頼されていたであろう一族だと思うんですが
そんな信頼する家臣から裏切られた勝頼は、どんな気持ちで、あの山深い人気のない山道を、わずかの手勢を連れて引き返したのか・・・
とにかく、平岳大さんが良かった・・・
第一回目の放送の、MVP(?)を差し上げたい気分です。
なんか、今後の『真田丸』に、ものすごく期待が持てますねぇ~。
やっぱ、大河は戦国時代ネタだと盛り上がります♪♪
年末年始、ブログをサボっていたのですが、書かずにはいられず、思わず出てきてしまいました。
遅ればせながらのご挨拶で恐縮ですが、今年も、どうぞよろしくお願いします(^o^)
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