紅白って、毎年「面白い趣向」を節目節目に差しはさもうとして、スベってるんですが。
今年は、よりパワーアップしてスベってましたよね(笑)
タモリとか、マツコとか、シンゴジラとか・・・
申し訳ないけど、全然面白くなかったし、むしろ見てて気恥ずかしくなってムズムズしてきました。
そんな中、今回の紅白で一番面白かったのは、紅白の途中でニュースに切り替わった時、高瀬アナが半笑いで、笑いをこらえていたところですね。
いつもよりほんのちょっと長い間を挟んだのち、立体駐車場から5人を乗せた車が落下して3人が死亡するというショッキングなニュースを読み始めました。
そのニュースの内容は、よりによって、絶対に笑ってはいけないタイプの事故だったので、高瀬アナのプロ根性に、家族全員で感服しました。
あの、たった1分あるかないかの瞬間に、ものすごい中身の濃いドラマを見せてもらった感がします。
なので、あそこが一番面白かったし、一番感動しました。
高瀬アナというと、「御嶽山」を「みたけさん」と読み間違えて、怒られたことで有名ですが、今回のすばらしいリアクション一発芸(?)で、確実に禊を終えましたね(笑)
まだ2017年が始まって数日なんですが、今年の紅白司会は、絶対、高瀬アナで決まりです♪
で、毎年紅白で感じる、この気恥ずかしいムズムズですが、キャスターの小倉さんが分かりやすい言葉で表現してくれてますので、引用します。
「お金をかけて、どれだけ素晴らしいセットで歌手が歌って、つまんなそうにやってる応援合戦が一つのパッケージになっているもの」
そうそう。そうなんですよね~。
さすが、お金のかかった帽子(?)をかぶっている人は、含蓄のある事をおっしゃいますね。
選ばれた歌手が、自前の一張羅を着て、素晴らしいセットと演奏をバックに歌う晴れ舞台なんですよ。
そんなシンプルなままの紅白でいいと、私は思います。
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