インフルエンザにかかっていた中学2年のお子さんの死亡事故について思うこと

先日、インフルエンザで自宅療養中の中学2年生の男の子が、4階の窓から転落して死亡するという悲しい事故がありました。

その原因として、インフルエンザ治療薬『リレンザ』の服用による副作用の可能性が指摘されていますね。

何年か前は、『タミフル』の副作用(の可能性)による異常行動が話題になりました。

インフルエンザの時の異常行動、経験あります(汗)

でもこの「お薬の副作用説」の、異常行動と薬の因果関係については、はっきりわかっていないんですよね。

薬を飲んでいなくても、インフルエンザの時の異常行動はあると言われていて、実はうちの子も、小さい時に一度ありました。

インフルで寝ていた時なのですが、高熱でぐったりしてウトウトしていたのに、突然ガバっと起きて部屋の中を、キャッキャと笑いながら走り回り出したんです。

あれは、ビックリしましたね~。ビックリというより、正直、恐かったです(汗)。

目もランランとしていて、ぐったり寝ていたのに瞬間的に、おめめギラギラになって笑って走り回る、そのギャップに凍り付きました。

ちなみに、発熱1日目で、まだインフルの検査を受けていなくて、午後診の時間を自宅で待っていた時だったんですが、ソッコーで救急に駆け込んだのは言うまでもありません。

なので当然、異常行動の時は、タミフルとか薬は飲んでない時でした。

走り回ったのは、ほんの少しで、30秒もなかった気がしますが、怖すぎて、一瞬たりとも目を離すことができず、昼も夜もず~っと一緒にいましたし、寝てる時は抱きしめて寝ていました。

(で、しっかりインフルが自分にうつって、その後子供よりひどくなって寝込みましたwww)

 

だから、自分の体験から考えると、薬は関係ないんじゃないかな~って思ったりします(あるかもしれませんけど、第一の原因は「高熱」かなと)。

インフルエンザで高熱が出て、脳が誤作動を起こすんじゃないかな~って。

で、インフルエンザの高熱で苦しんでいるお子さんは、当然、インフルの薬を飲んでいる確率が高いので、薬が悪者になっちゃうんじゃないかなって思うんです。

って、私は専門家じゃないので、自分の経験からそう思っているだけで、薬の味方をしたいんじゃないんです。

熱が下がっても異常行動を起こすお子さんがおられるらしいので、この分野は、まだまだ分からないことだらけなので。

私が言いたいのは、薬を飲んでいようがいまいが、高熱を出しているお子さんからは絶対に目を離してはいけない、ってことです。

私の子供が異常行動で走り回った時の年齢は、7歳でした。

7歳位だとまだ、熱を出していると、お昼間はリビングにお布団をひいたりして、必ず親が付いている年代だと思うんです

異常行動で亡くなるお子さんって、中学生とかが多いですが、中学生位になると、熱を出したら自室で寝ていると思うんですよね。

親の目が離れる年頃だから、異常行動が始まっても、誰も気づかないんじゃないかなって。

かといって、中学生の息子に、リビングで寝とけっていうのも、なかなか難しいかもですが・・・

でも、そんな時は、自室やトイレの窓、そして玄関のカギはしっかりかけるとか、二重ロックじゃなかったら雨戸を閉めたり、雨戸がなかったら一時的にテープで封印するとか、玄関のチャイムを最大音量にしておくとか、色々できると思います。

自宅での事故で我が子をなくすという悲しいことは、幼少期だけじゃないと、子供から手が離れ始めた親(私も含めて)も、いろいろと初心に帰って勉強するべき時かと思いました。

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