仏壇の蝋燭の消し忘れ予防に便利な『LEDろうそく』は、探せば色々あるものですね。

親がだんだん年を取ってくると、「今迄にはなかった心配」が出てきます。

その中でも、我が家で、一番心配をしているのが「火の元」、特に、「お仏壇のろうそく」

台所のガスコンロは、センサーで自動で火を消してくれる機能があるんですが、お仏壇はそんなハイテクなものはないですし、悩みの種でした。

一度、どういう理由でそうなったのか不明なのですが、お仏壇のお花の葉っぱの一部に燃え移ったことがあり、それ以来心配で、LEDのろうそくをプレゼントしたことがありました。

(しかも、燃えてる最中に気づいたのではなく、葉っぱが焦げて一部が灰になっているのを、後で見つけて、今まさに燃えているのを見つけるよりもゾッとした、みたいな・・・)

↓ご存じない方のために説明すると、LED式のろうそく、というのは、こんな感じのものなのですが。

ただ、このLED蝋燭とお線香は、蝋燭や線香がランプ式だと、親世代的には、罪悪感を感じてしまうみたいだし、安っぽくて、お客様が来た時に恥ずかしいみたいです。

で結局、どういう商品を選んだのかは後回しにして、商品を買わなくてもできる我が家の対策を先にあげますと・・・

うちの母は、未だにガラケーなのですが、ガラケーについているリマインダ機能で、毎日9時位に「ろうそくの火は大丈夫ですか?」という文字メッセージが、着信音みたいな音と一緒に画面に出るようにしています。

お風呂を入れる時に、パネルから「お風呂の栓はしましたか?」という女性の声が流れてくるんですが、あんな感じをイメージして、帰省した時に私が設定しました。

今はこれぐらいしか思いつかないですが、まさか私が毎日「火、消した?」とか電話するわけにはいかないですしね・・・

ガラケーなので、細かい設定ができなくて、旅行に行った時にも毎日鳴るのが悩みの種みたいですが、不便を承知でガラケーにこだわってるんだから、これ位は我慢してもらわないと・・・(笑)

一番いいのは、やっぱり、LEDろうそくを使ってくれることなんですが、親世代になると、年を重ねれば重ねるほど頑固になってきて、困ったものです。

うちは年寄りの物忘れ対策ですが、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、やけどの心配があって、LEDろうそくの導入を検討する人が多いみたいですね。

以下、参考までに、自分が買う時に検討した商品をあげておきます。

▼ 自動消灯機能付きのろうそく ▼

点灯してから10分たつと、自動で消灯する
乾電池式の燭台付き蝋燭を最初に検討しましたが
これは、安っぽい、と、親的に却下になりました。

あと、このタイプのものは電池が「単5」のものが多く
「単5」の電池があると、私も初めて知ったのですが
後々、電池の交換の時に、あまり見慣れない電池を
買いにいかないといけないと思い、わたし的にも却下でした。

▼ ちょっと高いけど、お仏壇をトータルコーデできる5点セット ▼

1000円前後の商品が、安っぽく感じるなら
じゃあ、蝋燭も線香もお水入れも全部オソロの
おしゃれなガラス製品は?、と思ったんですが
こちらは、高すぎると却下になりました(笑)

▼ 既存の燭台に、LEDのろうそくがつけられるタイプ ▼

で、落ち着いたのが、結局コレ。

何が良かったのかというと、「ろうそく部分」と「燭台部分」が分離できて
「蝋燭部分を、今自分の家にある燭台につけて点灯」することができること。

燭台が、自宅の既存のものだというだけで
あまり不自然な印象にならないから、不思議です。
まぁ、完全に気分の問題なんですけどね・・・(笑)

燭台が常に定位置にあると、本物のろうそくと
LEDのろうそくの使い分けができる、という風に
心理的な罪悪感が減るみたいです(うちの母の場合ですけど)

あと、電池が「LR44」という、どこでも売ってる
ポピュラーなボタン電池だったことも大きいですね。

「LR44」なら、うちの機械オンチの母も
孫のおもちゃの電池として、よく買っていたので
私が買いに行けなくても、母が自力で買えるので安心です。

という感じで・・・

LEDのろうそくは安いものなんですけど、親が納得しないものを
プレゼントしても、全然使ってくれなくて無駄に終わるので
親御さんと相談してみて、使う本人が納得できるものが、よいと思います。

年をとると、自分の納得できないものは、絶対納得できなくなるので・・・(トホホ)