新井浩文さん逮捕の余波は、いつもの芸能界の事件とちょっと違いますね。

女性への暴行で逮捕された新井浩文さん。

いい俳優さんだと思っていたのに惜しいですね。映画にたくさん出ておられるので、映画好きの私としては、非常に残念。

それにしても。

TOKIOの山口達也さんといい、純烈の友井雄亮さんといい、ちょっと古いけど小出恵介さんといい…

今ちょうど問題になっている、フォトジャーナリストの広河隆一さんとかもですが…

女性問題を起こす人が増えてきたのか、はたまた、今まで表沙汰になってこなかっただけで、昔からあった問題だけど、声を上げる被害者が増えてきたのか…。

いずれにしても、放置できない問題です。

今回の事件はいろんな要素が絡み合ってややこしい…

今回、山口達也さんや、友井雄亮さんの時と騒がれ方が違うのが、新井さんの国籍や、出演作品のお蔵入りがどこまで行われるのか、など、事件以外の問題もいろいろと話題になっていることですね。

でもやはり、一番世間で話題になっているのは、今回の報道で、新井さんの本名と通名の併記があったことと、彼の国籍のことでしょうか。

本名が、朴慶培(パク・キョンベ)さんというお名前だそうで、在日の方だと知らなかったという人が多くて、ちょっとびっくりしました。

国籍については、以前からウィキペディアにもちゃんと記載されていましたし、私は、顔つきとか体格とかで何となく分かってました(インタビューとかでも普通に国籍の話してたような記憶が…)。

それにしても、今まで犯罪のニュースで本名併記って、あまりなかったような気がするんですが、どうしてここにきて、急に表記するようになったんでしょうね。

私は、彼の国籍うんぬんより、「今まで散々要望がありながら実現してこなかったのに、どうして急に本名併記を始めたのか」そこのところが気になりますね。

作品のお蔵入りは、返す返すも悔しいけど…

ニュースによると、映画にドラマにCMにと、けっこうたくさん影響が出るらしいんですが、なんでも、出演作が全部で130作品以上にのぼるとか。

名バイプレイヤーとして知られていた新井容疑者はこれまで数多くの作品に起用されてた。映画は確認できただけでも、公開予定だった2作を含め73作品に出演。テレビドラマは61作品。いずれも中には名作と呼ばれ、評価されたものも少なくない。

ニュース引用:新井浩文 130作以上が消える?過去作品まで中止に懸念の声

新井さんに罪はあっても、作品に罪はないので、「全部お蔵入りになる必要あるのかな」と正直思ったりもしますが、被害にあわれた方のお気持ちを考えると複雑です。

これは、作品完成に関わった人すべてに、多大な影響と迷惑が掛かりますね。

40歳にもなって、自覚がなかったのか…

細かい話でいうと、この事件の影響で、NHKの『真田丸』が配信中止になってるんですが、確かに新井さん、加藤清正の役で出てましたけど、あれぐらいの出番なら別にカットすればいいかな…。

ネットニュースでは「出演場面が多いので編集不可能」って書いてあったけど、私の記憶では、治部殿と会話してるシーンとか、真田幸村にケンカ売ったりする場面とか、それぐらいの印象なんですけど。(もちろん、今までの加藤清正と違うイメージで面白かったですけどね)

でも、ポツリポツリとたまに出てくる役なので、やっぱり編集作業が大変になりそうですが(汗)。それでも配信中止や販売中止は酷というものですね~。

問題は、主役、準主役で出ている作品ですよね。これは難しい…。

この6月に公開予定だった『台風家族』は、公開延期になるそうで、SMAP解散後、ピンで一生懸命頑張っている草彅くんが、とにもかくにもお気の毒。

監督も草彅君も、ツイッターで大人の対応をしていますが、まぁ、こう言うしかないもんなぁ~。

「何してくれとんじゃ、こら~!」とは言えないですもんねw

最後に個人的疑問とつぶやき

先日、SNSつながりで会いに行った男性に女子大生が殺されたニュースがあって、その時も「どうして初対面の男性の家に行くかなぁ~」と思ったんですが…

(ほかにも、どうして年若い娘さんが、あんな落ち武者みたな風貌の35歳のオッサンに会いにいったのかとか、そもそも的に一体何をしに行ったのかとか、突っ込みどころ満載ですが)

今回の新井さんの事件の場合、風俗ではないけど、初対面の男性の家に女性が深夜にマッサージをしにいく職業って、一体何なんですかね?

どこをマッサージする仕事なのかと、勘ぐってしまうのですがw、私が知らないだけで、世の中色々な職業や勤務形態があるんだなぁ~。

もちろん、一人で初対面の男性の家に行ったから、だから何があっても文句は言えないとか、そんなこと言うつもりは毛頭ありません。

自宅に出向かなくても、ホテルのフロントの夜勤でも危ない目にあった女性、いましたしね。(高畑裕太さんが起こした女性暴行事件)

女性に対する暴力(被害の対象が女性でなくても子供でも男性でも)は、今色々と問題がでてきているこの機会に、もっと世の中で議論しあって、対策がなされるべき問題だと思います。

例えば、アメリカの個人のホームパーティに派遣されるストリッパーさんとかには、必ず屈強な男性が一人、運転手兼任で付いてきたりするのを映画やドラマでよく見ます。

日本も、女性一人で夜中に個人宅に派遣される仕事とか、一人で夜勤をしないといけない場合とか、何らか対策をとらないといけない世の中になってきたのかもですね。