今日、2017年11月20日は、英国のエリザベス女王とフィリップ殿下の結婚70周年の日。
70周年ですよ~。すごいですよね!
10年足らずで結婚生活が破たんした私から見たら、神様みたいなカップルですwww
わたし基準ではなく、世界基準で見ても当然すごくて、イギリスの歴代君主の中でも、70周年というのは最長記録で、現在も更新中です。
プラチナ婚って何?そんなにすごいの?
ところで、結婚記念日の呼び方(略称)ですが、ウィキペディアによると、イギリス式の結婚記念日の呼び方で、結婚70周年のことを『プラチナ』婚式というそうです。
70周年の上には、75周年が『ダイヤと金』婚式、80周年が『樫』婚式、85年目が『ワイン』婚式と続くようです。
ワインは、ビンテージものとか貴重なのでなんとなくイメージできますが、なんで『樫』やねん!と、思わずズッコケそうになりますね。
『樫』といのは、日本では木刀に使われたりするように、古来より、堅くて耐久性のあるものの象徴だったので、強固で壊れない夫婦のきずなを象徴しているのかもしれないな~と個人的に思いました。
それにしても、ダイヤや金・プラチナよりも、固い絆を象徴する貴重な素材だとは。
貴金属の買い取りや、年代物のワインの買い取りは、よく宣伝で見かけますが・・・
そのうち、家のポストに「樫買い取ります」とか、広告が入るかもしれませんよwww(冗談です、スミマセン)
それにしても、結婚50周年の『金婚式』はよく聞きますが、『プラチナ婚式』は、あまり身近では聞いたことないですね~。
(どうでもいいハナシですが、うちの両親も、あと数年で金婚式を迎えます。)
考えてみたら、18歳で結婚したとしても70年経ったら88歳なので、間に戦争を挟んでいますし、夫婦そろって88歳を迎えられる確率は、失礼ながら、そう高くないので、そんなに聞かないのかもしれません。
ちなみに今、日本の結婚平均年齢は、初婚で男性31.1歳、女性で29.4歳なんだそうで、30歳で結婚してプラチナ婚を目指そうと思ったら、夫婦そろって存命で、尚且つ離婚せずに仲良く100歳まで生きないといけないんですよね。
2015(平成27)年で、夫が31.1歳、妻が29.4歳となっており、30年前(1985(昭和60)年)と比較すると、夫は2.9歳、妻は3.9歳上昇している。
(中略)
出生時の母親の平均年齢を出生順位別にみると、2015年においては、第1子が30.7歳、第2子が32.5歳、第3子が33.5歳と上昇傾向が続いており、30年前(1985年)と比較すると第1子では4.0歳、第2子では3.4歳、第3子では2.1歳それぞれ上昇している。
ちなみに、上記資料によると、日本人の初婚年齢が、いつのまにか、30歳前後、第一子出産年齢が31歳前後になっていました。
私が、未婚の女子会社員だったとき、25歳を過ぎると「結婚まだなん?」とか「はよ彼氏みつけな、いかず後家になるで」とか、今ではセクハラとされている質問を、オッサン共から頻繁にされましたが、確か、25歳前後で結婚する人が多かったように記憶しています。
たった干支一回り位の年月で、初婚年齢がこんなに上がるとは、プラチナ婚より、私的にビックリしました。(ちなみに私の結婚年齢は、当時としては遅めの29歳。今なら丁度平均ですが、結婚当時は・・・(汗))
お二人がプラチナ婚を迎えられた驚きが、すっかりかすんでしまいました(笑)
ちなみに、エリザベス女王とフィリップ殿下の初めての出会いは、フィリップ殿下が18歳、エリザベス女王が13歳の時。
その後、8年間も文通で愛を育まれた後、女王が21歳の時にご結婚されて、今96歳と91歳。
13歳の時に出会って一目ぼれした人と結婚なんて、ロマンチックですね♪
控えめで、いつも女王のそばで上品に佇んでいる印象のフィリップ殿下ですが、ご自身も、ギリシャ国王のお孫さんで、更に、英国ヴィクトリア女王がご先祖でもあります。
ということは、フィリップ殿下とエリザベス女王は、ヴィクトリア女王をご先祖とする親戚同士でもあるんですね~。
なにかこう、親族や家族内にある、目に見えない繋がりや、慣れ親しんだ懐かしい雰囲気みたいなものが、初対面からあって、ビビッときたのかもしれませんね。
これからもお二人仲良く、お元気に、100歳越えのカップルを目指していただきたいですね♪
エリザベス女王関連でオススメの映画・ドラマ
英国王室を取り扱った映画やドラマはたくさんあるのですが、今日はその中から、2つだけ私が好きな映画をご紹介します。
『クィーン』は、1997年のダイアナ妃の死亡事故前後のお話。
この映画の中での、アメリカ人俳優のジェームズ・クロムウェルが演じたフィリップ殿下は必見です。すごく意地悪だし偏屈です(笑)。
でも、実際のフィリップ殿下も、微笑みを浮かべながら穏やかに佇んでいる姿は外向けの姿で、おそらく本当はこの映画のキャラに近いんだろうなと思います。
ヘレン・ミレン演じる女王も必見ですが、フィリップ殿下を見て「この性格じゃ長生きするわ!」と納得するのによい映画だと思います(笑)
こちらは、dTVで、定額で視聴できます。
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『英国王のスピーチ』は、エリザベス女王のお父様・ジョージ6世のお話です。
本来であれば王様になる予定ではなかったのに、実のお兄様が王位よりも女性を選んだことで、思いがけず重荷を背負うことになってしまった一人の男性のお話しです。
吃音に悩まされていたそうで、それを克服した心揺さぶる感動ストーリー、というわけではなく、淡々とストーリーが進んでいくのが、逆に好感持てます。人によっては退屈に感じるかもしれませんが、いかにも英国モノって感じで、私は大好きな映画です。
特に、人前に出るのが苦手な人や、緊張がいろんな身体症状として出てしまう人に、勇気と希望を与えてくれる映画だと思います。
私は、対人恐怖症やパニック障害に長年悩まされてきたのですが、この映画を見て、ジョージ6世の苦悩や奮闘ぶりに、いろいろと感じるところが多々ありました(それはまたいずれ別の記事で)。
色々とままならないことが多く、心労の多い人生だったようで、病気がちで56歳の若さで亡くなっておられるのですが、先年お生まれになった王子様が「ジョージ」と名付けられ、娘であるエリザベス女王はさぞやお喜びだったろうと、お察しします。
この映画は、DVDを買ったりレンタルしたりしなくても、アマゾン・プライムTVなら定額で視聴することが可能なので、既にプライム会員の方は、ぜひ無料でご覧になってください。
近々発売される英国王室が題材の話題作もご紹介
エリザベス女王とフィリップ殿下の共通のご先祖さまである、ヴィクトリア女王といえば、もうすぐ、『女王ヴィクトリア 愛に生きる』のDVD-BOXが発売されます。
英国女王の即位や結婚などのシーンを通して、当時の英国王室の雰囲気を知ることのできる、なかなかゴージャスなドラマなのですが、この夏NHKで、シーズン1が放送されていました。
DVDの発売は、2017年12月2日ですが、個人的な理想としては、NHKで年末年始に再放送してほしいかな・・・(笑)
細かい話ですが、アルバート公の吹き替えが、前野智昭さんで、私はもうこれだけで充分満足ですw
ともあれ、歴史ドラマなので、重苦しくゆったりしているのかと思いきや、割と話の展開が早くて全部で8話なので、サクッと通しで視聴できます。
この年末年始のお休みにイッキ見するのに、オススメですよ♪
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